外壁塗装の塗り替えを検討中の方で「外壁塗装は何色がいいんだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?外壁塗装は家の第一印象を決める重要な部分である上に、一度塗ってしまうと、長期間その色となるため、色選びはとても重要です。
そこで今回は、外壁塗装の色選びの5つのポイントと外壁塗装に使われる人気色についてご紹介します。外壁塗装の色選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装の色選びの5つのポイント
外壁塗装の色選びのポイントは主に5つあります。ここでは、それぞれのポイントについて詳しく紹介します。
面積効果に注意する
面積効果とは、カタログなどの小さな面積で色を見ると、実際の外壁のように広い面積で塗ったときよりも色合いが強く見えたり、派手に見えたりする効果のことです。
明るい色は、面積が広くなるほど明るく鮮やかに見えます。それに対して、暗い色は面積が広くなるほどくすんで見えます。そのため、外壁塗装では淡彩色はワンランク濃い目の色を選び、濃色はワンランク薄めの色を選ぶのがポイントです。
周りとの調和を考える
外壁塗装は自分の好みの色を選ぶのではなく、周囲との調和も考えることがポイントです。周りの住宅のほとんどが暖色系なのにいきなり自分の家の外壁を寒色系にしてしまうと、景観が損なわれてしまいます。
そのため、少なくとも向こう3軒両隣の家の色を見渡し、そこに馴染むような色を心がけましょう。また、家だけでなく、周囲に木々などの植物がある場合は、緑を引き立たせる色を選ぶのもおすすめです。
さらに、お住いの市町村によっては、使える色や系統が決まっているところもあるため、必ず事前に業者や役所に確認をとるようにしましょう。
塗装できない部分との相性
玄関ドアやサッシはアルミでできていることが多く、一般的には塗装できません。したがって、色が変更できない玄関ドアやサッシに合わせて全体の色を選ぶことがポイントです。
ツヤ加減を考慮する
外壁塗装はツヤの有無でも印象が大きく変わります。例えば、ツヤがると鏡のように光を反射させるため、光沢感のある外壁になり、ツヤ無しはマットな落ち着いた外壁になります。
そのため、同じ色でもツヤ加減で、仕上がりのイメージが大きく異なるので注意が必要です。
外壁塗装に使われる人気色
外壁塗装に使われる人気色は主に5つあります。ここからは、代表的な人気色の特徴について紹介します。
ベージュ
「ベージュ」は色味がやさしく、周囲と馴染みやすいことから人気を集める外壁色の1つです。白色に近い色ではありますが、若干黄色がかかっているため、外壁に使用すると白色よりも落ち着きのある色合いになります。また、ベージュは汚れや劣化が目立ちにくく、周囲の景色にもとけこみやすい特徴があります。さらに、屋根にどんな色を持ってきてもバランス良く決まるため、オールマイティーな色です。
グレー
「グレー」は洗練された印象で流行に左右されることはありません。特に、白寄りのグレーは汚れが目立ちにくいため、人気があります。また、グレー系は他の色を引き立てる効果も期待できるので、外壁を2色以上にしたい場合にもおすすめです。
ホワイト
「ホワイト」はどんな色にでも相性がよく、周りの住宅とも調和しやすいため、失敗の少ない色です。単色で外壁に利用するよりも、ブラックなどの濃い色と合わせてバランスを整えるとより見栄えが良くなるでしょう。しかし、年月が経つに連れて、定期的な清掃・メンテナンスを行っていないと汚れが目立ってしまうので注意が必要です。
ブラウン
周囲の景色に溶け込みやすく、家全体を落ち着いた雰囲気にできるのが「ブラウン」の特徴です。明るいブラウンにすると可愛らしくなり、濃いめのブラウンにすると落ち着いたイメージになります。他の色との相性も良いため、外壁を2色や3色にしたい場合にも向いています。さらに、汚れが目立ちにくく、周りとの調和しやすいため、外壁におすすめの色です。
イエロー
イエローは明るく元気で爽やかなイメージになります。特に、小さい子どもがいる世帯で選ばれることが多い色です。原色に近いイエローの場合、周辺の景観から浮いてしまう可能性がありますが、薄いイエローの場合は、雰囲気を明るくしてくれるため、外壁に人気の色です。
まとめ
今回は外壁塗装の色選びの5つのポイントと外壁塗装に使われる人気色について紹介しました。
外壁塗装は塗り替えを行なった後、10年間はその色で過ごすことになるため、自分が納得する色を選ぶことが大切です。ぜひこちらの記事を読んで、外壁塗装の色を選ぶ際の参考にしてみてください。
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